FSSC22000認定取得しました

FSSC22000認定取得しました

2013年4月、当社本社工場の「全ての工程」において、FSSC22000を認証取得致しました。

FSSC22000認証書

丸京製菓株式会社の本社工場は、どら焼き(どらやき)世界一の生産量だけでなく、美味しさ、品質、安心・安全においても世界最高のどらやきの製造にこだわっています。

2001年1月に氷温熟成製法(※1)を、どら焼き(どらやき)の生地と餡に採用した「氷温どらやき」の開発に世界で初めて成功し、社団法人氷温協会の氷温食品認定を頂きました。この氷温熟成効果により、うまみが増し、美味しさを長持ちする事が可能となりました。

そして、2002年5月に、HACCP対応(※2)の最新工場を設立し、2003年1月から「氷温どら焼き」の量産をスタートしました。

氷温食品認定証

鳥取県HACCP適合施設認定2007年5月には、鳥取県が制定するHACCP対応衛生管理基準の認定工場に指定され、安心・安全なシステムでどらやき製造をしている事が実証されました。

さらに、世界最高のどら焼き(どらやき)製造を目指すために 『ISO22000』(※3)認証取得活動をキックオフし、2011年11月に認証取得をいたしました。

FSSC22000_UKAS認証範囲:どらやき、カステラ、蒸しまんじゅう、もなかの製造及び焼きまんじゅうの包装(プライマリーパッケージ:プラスチック)

ISO22000の認証取得においては、世界的に権威のある英国の認定機関 『UKAS』を選定し、認証取得は、世界最大規模の認証機関(第3者監査機関)の『ビューロベリタス』で審査を受け、世界的に認められた食品安全マネジメントシステムの工場で生産をしています。

そして、2013年4月、ISO22000に『ISO/TS22002-1』(※4)を組み合わせ、さらに追加要求事項(法令規制事項等)を加えた、現在世界最高峰の食品安全マネジメントシステム『FSSC22000』を認定取得しました。これからも世界一美味しくて、安心安全で、高品質のどら焼き(どらやき)を極めるため、丸京製菓株式会社は挑戦を続けていきます!

本社工場生産製品


※1 氷温熟成製法とは
0℃以下でも食材が凍らない温度域(=氷温域)で食材を一定時間熟成することにより、氷点下の微生物が増殖しにくい安全な状態で、食材の持つうまみを引き出す製法です。

※2 HACCPとは
HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point=危害分析重要管理点)とは、1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品の衛生管理の手法です。このシステムは、食品の製造工程の段階で発生するおそれのある微生物汚染や異物混入などの危害について調査・分析(HA)し、この分析結果に基づいて、製造工程のどの段階で対策を講ずれば、より安全性が確保された製品を得ることができるかという重要管理点(CCP)を定め、これが遵守されているかを常時モニターすることにより、製造工程全般を通じて製品のより一層の安全確保を図る手法です。

※3 ISO22000とは
ISO22000(International Organization for Standardization)とは、『食品安全マネジメントシステム-フードチェーンに関わる組織に対する要求事項』の国際標準規格です。安全な食品を生産・流通・販売するために、HACCP手法とISO9001(品質マネジメントシステム規格)を基礎としたマネジメントシステムを運用するために必要な要求事項を規定しています。

※4 ISO/TS22002-1とは
国際的な食品メーカーや食品流通会社の連合組織であるGFSI(Global Food Safety Initiative)が定めた前提条件プログラムを適用した食品安全基準システム(PAS220:2008年にBSI【英国規格協会】から発行)と同等の規格をISO【国際標準化機構】から2009年に発行されたものです。ISO22000ではカバーできなかった食品安全対策(フード・テロ、原材料やアレルギー物質の管理など)について、具体的に定めています。

FSSC22000